20041117


 仕事休みにもかかわらず、二つの店を巡回していろいろチェックなどする。
 それぞれの店の店長が「自分なりの店づくり」ということについて悩んでいる。悩んでいるだけで、なにもしない。なにをしていいのかわからない。
 そこで、具体的な指針を与える。
 本来そんなものは自分で見つけるものだと俺は思っている。店は店長が作る。店長によって作られた店でなければ、客には受け入れられない。その意味では「店=店長」で「なければならない」。そしてその店長の個性が表面に出ていなければならない。
 個性である以上、それは自分自身で見つけていくしかないものだ。
 人から言われて見つけた個性などクソの役にも立たない。

 そうは思うのだが。しかしそれができない人がいる。多数いる。てゆうかほとんど大多数。だから、店をつくるための「柱」となる個性を見つけてやらなければならない。君のそこは優れている。そこを中心に店をつくっていったらどうか、など。
 本人の自覚やらやる気やらがなければ始まらない「責任のある立場」の人間を育てる場合、やっぱ欠点を注意しても始まらない。その人のもつ「美質」を発見してやり、それを小売という業種にどうマッチングさせるのか。そのへんを重視するしかない。
 それでもまあ、そんなもんてめえで気がつけよと思わないでもないんだけど。自分で努力してる人間はいいよな。前向きであれば手助けのしようもある。仕事以外じゃあ俺もやる気ないし、前向きでもないんだけど。

 ま、ひとりきりの世界である限り、後ろ向きでも逃げでも、とにかく生きてるだけで、なんらかの「力」は持つ。どんな種類の力であろうと、なにかの役に立つ可能性はある。が、こと「人と関わる」ことを選択したのならば、前向きであることは重要だよなあと。その部分だけでも。
 んでまあ、心のなかに飼い殺しになっている黒いモノたちは、ひとりのときに取り出してそれで遊べばよいのだ。



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