20041119


 いちおう間に合う時間に自宅を出たつもりが、さんざん踏み切りにひっかかりまくり、結局わずかながらも遅刻。明日からそのへん考慮に入れたうえで早めに家を出ることにする。

 仕事は、新人が異様に多くてなかなか捗らず。教育に手間をとられる。
 いちおー新入社員候補っつーのが来たんだけど、あんまり使えない感じ。高校のバイトから通算して7年コンビニをやってたというので、よほどコンビニの仕事が好きなのかと思ったらば、どうもそうでもないもよう。商品にそんなに関心ないみたいだなあ。少なくともあんまりちゃんとした教育を受けてこなかったことは感じられた。ま、これから教えていく過程で化けるかどうか。あんま期待できないような気もする。

 カップヌードルのいまのCMがものすごく腹立つ。「NO BORDER」ってやつだが。戦乱かなんかで廃墟っぽくなった町に、えんえんとカップヌードルが並んでるやつ。
 あのCMの背景にあるのは、カップヌードルが世界中に普及しているという事実。あとは、実際にあるかどうかわからんが、災害とかあったときに、日清が無償でカップヌードルを提供しているとかそんなことだと思う。
 ま、そうであってもなくてもかまわない。俺がなにより気になるのは、一企業の単なる一商品に「戦乱」のイメージが利用されているということだ。このCMではカップヌードルがたくさん並んでいることと、戦争とはなんの関係もないものとして描かれている。しいていえば「同じカップヌードル食ってる人間、なんで争うねん」というようなメッセージは窺える。そんで「No Border」つまり境界線はないというわけだ。カップヌードルみたいに。
 そこで俺は思ってしまうわけ。カップヌードルそんなに偉いかよって。単なるイメージで作ってるとはいえ、あの作りかたでは、なんか世界平和にカップヌードルが役に立つといわんばかりだ。なんの役にも立たないだろう。戦争はくだらないのは確かだけど、それが生む憎悪やら破壊やらは深刻なものであって、そういう「事実」の前にカップヌードルが介入する余地はどこにもないはずだ。それをあえて(かどうかは知らないけど)やってしまっている。そこが気に食わない。商品の宣伝のために「戦争」というものを利用しているとしか思えない。
 たぶん「No Border」というコピーさえなければここまで腹立たないんだよな。それがなければ成立しないCMであるのも確かなんだけど。そう。僣越。この単語がずーっと頭にある。



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